はて、そんなことが可能なのだろうか。

 

人生は、どこまでも続いていく坂道。

僕らはそこを転がる石。

ころころ、ころころと。

時間の流れと共に、転げ落ちていく。

他の石や障害物だってある。

ぶつかれば傷つくだろう。

だって、人間だもの。

諍いは避けられるものでもない。

避けようとして、もがいて、暴れて。

そうやって身を硬くして。

ぶつかる誰もを傷つけてしまう。

聞き入れることのない、硬さ。

少しの傷なら、転がるうちに消えてしまう。

…けれど。

一生かかっても消えない傷だってある。
 
 
もしも、の話。

過去の汚点を。

現在の苛立ちを。

未来への困惑も。

全て受け入れて笑い飛ばせたなら…
 
それは、どれだ強い人なのだろう。

その柔軟性を。

笑い飛ばせる強さを。

探し、求め続ける。

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