こんなの、やだ・・・

あまりの軽さに。

確かに望んでいたけれど。

こんなにも、地に足つかないのは。

現実味のない浮遊感。

地面が遠く、靴底は厚く。

膝から下の感覚は欠け。

今日の空模様、蒼鉛色。

広い歩道、果てしない空。

上を向いて歩こう。

現実には厚い雲の下で。

感覚は晴れ渡った空の下、雲の上で。

ゆっくりと、歩いていく。

足枷からの開放。
ついでに現実からも開放。

はて、現実とはこんなにも軽いものだったのか。

########

伝える事は出来ないけれど。

Happy Birthday to you.

貴女にとって、17という歳が今まで以上に幸せに満ちた年でありますように。

ただ、遠くで祈る。

結局、僕には後悔しか出来ないから。

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